〜Aviation sometimes Railway 〜 航空・時々鉄道

航空や鉄道を中心とした乗り物系の話題や、「迷航空会社列伝」「東海道交通戦争」などの動画の補足説明などを中心に書いていきます。

クリエイターサポートチームに相談した話と皆様へのお願い

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チャンネルの収益化が無効になってから10日以上。とりあえず当座の対策として動画部分を追加した動画をアップしました。今後は映像の比率を増やした動画や、実写動画を追加していく予定です。

また、既存の動画についても映像中心に差し替え可能なものは差し替えていくつもりです。今週末に映像撮影の為に成田と中部空港を中心に出かけるつもりですが、いっそその様子も映像に撮って実写動画のネタにしてしまおうかとw

ただニューヨークエアやトランプシャトルのように、既に消滅して映像の入手が不可能なものや、イラン航空のように運航はしてるけど日本路線がなくて撮影不可能なものもありますので、そういった会社は静止画のまま残すしかなさそうです。本当は動画を削除したら皆様のコメントも消えてしまうので、できれば全部残した状態で再審査に臨みたいんですがね・・・


迷航空会社列伝・航空各社運航計画2019

 

・クリエイターサポートチームに収益化無効の件で問い合わせました

 

さて、先日の収益化無効の報告をした記事で「クリエイターサポートチームに問い合わせ中」と触れていましたが、その結果が出ましたのでご報告します。結論から言うとサポートチームではどうしようもできない事案で、問題の解決には至りませんでしたが、少なくとも私が担当して頂いた方は誠実に対応して頂き、内容の公開についても同意して頂けました。担当の方のお名前はここでは控えさせて頂きますが、この場をお借りして担当の方には厚く御礼申し上げます。以下、やり取りをご紹介します。

 

↓これまでの経緯についてはこちらの記事をご参照ください。

www.meihokuriku-alps.com

 

まず2月8日の夜、収益化無効の件で再審査を求める旨と、難しい場合、何が原因だったか教えてほしい旨のメールをサポートチームに送りました。メインチャンネルの方はクリエイターサポートチームへの問い合わせはできませんでしたが、収益化が生きてるサブチャンネルの方は可能でしたので。以下送った内容です。

 

YouTubeサポートチーム御中

 

いつもお世話になっております。メインチャンネルの収益化の件でご相談したい事があり、ご連絡を差し上げます。サブチャンネルの方からご連絡差し上げるのは筋違いかと思いますが、メインチャンネルではサポートチームへの問い合わせができませんのでご容赦ください。

 

26日の午前、YouTubeよりメインチャンネルの「迷航空会社列伝 by akamomo」の収益化を無効にしたとのメールが届きました。承認されなかった理由は「繰り返しの多いコンテンツ:教育的または他の価値もない視聴回数を増やすだけが目的の大量生産コンテンツ」との事ですが、私の動画は制作にあたり参考資料を読み込んだうえで長い時間をかけて原稿を作っています。また画像素材についてもできるだけ自分で撮影したものを使用し、調達が困難なものについてはflickrや写真ACなど、商業使用可能な画像を使用したり、他の方から許諾を頂いたうえで使用させて頂いており、動画作成には長い時間と手間をかけております。ご指摘にある「視聴回数を増やすだけが目的の大量生産コンテンツ」には当たらないのではないかと思います。

参考資料として動画の原稿ファイルを添付いたします。201612月に投稿した「名航空会社列伝・コンチネンタル航空」シリーズと、現在作成中の「名航空会社列伝・東急の空への夢」の原稿です。必要であれば他の作品の原稿もほとんどが手元にありますので提出可能です。参考資料から引用した部分はありますが、原稿そのものは私独自のオリジナルコンテンツです。筋違いなのは承知の上ですが、どうか今一度ご確認頂けますよう、お願い申し上げます。

 

また、ご確認頂いた結果、やはり再申請が必要な場合は、後学の為にも何が問題になったのか教えて頂ければ幸いです。私個人としては「合成音声」を使用した事が「第三者のコンテンツを合成音声が読み上げたもの」と判定されたのか、ほぼ静止画のみで構成した内容が「説明、開設、教育的価値が最小限又は全くない画像スライドショーやスクロールテキスト」と判定されたのか、判断に迷っております。何が問題だったのかだけでも教えて頂ければ、私や同じく身に覚えのないのに突然収益化が無効になった他のクリエイターの方も対応がしやすくなります。お忙しいところ恐縮ですが、どうかご対応の程よろしくお願いいたします。

 

ちょうど3連休の前の送信だったので、サポートチームから回答が来たのは連休明けの12日でした。残念ながら回答の内容はこちらの期待に沿うものではありませんでしたが、少なくとも担当の人が内容を読んで頂いたことは分かりました。

 

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 そこであきらめきれなかった私は担当者の方に思いの丈をぶつけてもう一度再検討頂けないか、再度問い合わせてみることにしました。今にして思えば少々しつこかった気もしますが、

 

 

お忙しい中ご返信頂きましてありがとうございます。

「プログラムの規約に準拠していない」とのことで、例を挙げて頂きましたが、

私も収益化停止になった際にこの点は確認いたしました。例として挙げられているケースも改めて確認しましたが、該当しないか、したとしても収益化を停止される程ガイドラインを逸脱しているとは思えません。

 

第三者のコンテンツを合成音声が読み上げたもの、または意味を成さないコンテンツ

  確かに合成音声は使用しておりますが、原稿に関しては前回お送りした別紙原稿の通り、参考文献に基づいて独自に製作したオリジナルのコンテンツです。意味を成さないコンテンツと言うのも視聴者の方のコメントを見て頂ければ当てはまらないのではと思います。

・チャンネル内の動画に最小限の変更を加えて生成されたコンテンツ

  上述の通り、原稿及び画像の半分は私が作成したもので私に著作権があります。

   また、残りの半分の画像も商業利用、第三者の利用が可能な画像共有サイトのものや、画像の提供を申し出て頂いた方から許可を得た上で使用したものであり、「チャンネル内の動画に最小限の変更を加えて生成されたコンテンツ」には当たらないと考えております。

・教育的価値のある解説や説明を含まず、ただ繰り返されるか漫然として意味のないコンテンツ

  私の動画自体が「航空会社の危機や倒産の経緯を紹介し、将来に渡る教訓とする」というコンセプトで作成しており、教育的価値は十分満たしていると思います。

   また、動画の構成上同じ画像を何度も使用することもありますが、繰り返しと言えるものではないと思います。ただ、動画の構成は似通っているので、「漫然として」という事なら一種マンネリ化している面はあったと思いますが、それでも収益化を無効にされる程準拠していないのではないでしょうか。

大量生産されたコンテンツまたはプログラムで生成されたコンテンツ

  全く当てはまりません。そもそも私の動画は動画編集ソフトを使用し、原稿作成、音声入力、字幕作成、写真の選定など全て私一人で人力で行っております。ましてやプログラムで自動生成するなど不可能です。

・説明、解説または教育的価値がほとんどないか、まったくない画像のスライドショーまたはスクロール テキスト

  繰り返しになりますが、説明、解説が動画の趣旨であり、教育的価値がないと判断されるのは納得いきません。 「画像のスライドショー」に関しては静止画主体の動画でしたので、この点が問題視されたのではないかと思いますが、それでも資料を集めて分析し、直接空港まで行って素材を集めて時間をかけて作ったコンテンツを「教育的価値がない」と判断されるのはクリエイターの端くれとして非常に悔しい思いです。

 

最近同様の理由で収益化無効になったクリエイターさんが多いと聞いております。確かに中にはガイドラインに触れるような人もいたかも知れませんし、私を含めたクリエイターさんもガイドラインを完璧には順守していなかったかもしれませんが、慎重にやっていたのに「合成音声」「静止画」と言うだけで警告なしに突然収益化の道を断たれたクリエイターさんも少なからずいます。そして再申請にあたりどこを直せばいいか分からず、他の方の事例を見て手探りでやるしかないというのが現状です。

 

お忙しいとは思いますが、どうかもう一度、今回の収益化無効について検証して頂けないでしょうか。

検証の結果やはり再申請が必要と言う事であれば、決定に従い動画の修正作業や差し替えを行いますが、やはりどうしても納得が行かないのです。また、修正が必要な場合「静止画」と「合成音声」どちらが問題だったのか、

あるいはほかに問題があるのかを教えて頂けると対策が取りやすくなります。私だけでなく、同様に収益停止になったクリエイターさんやファンの方も、「教育的価値がない」とされたことに戸惑い、納得が行かない方も多くいらっしゃいます。その方々の為にも、何かしら修正の方向性だけでも教えて頂けると、YouTubeの方針に理解し、協力してくれるのではないでしょうか。

 

最後に、色々と言ってしまいましたが、「好きな事で生きていく」チャンスを与えてくれたYouTubeには本当に感謝していますし、今後もYouTubeの発展に貢献できるよう、自分なりにベストを尽くしてユーザーや広告主の方の為に有益なコンテンツを作っていきたいと思います。

もちろん、パートナープログラムの規約は順守していきますし、改めるべきところは改めて参ります。

お忙しい中再度のお願いで大変恐縮ですが、どうか再度の調査をお願いいたします。

 

 

翌2月13日、サポートチームの担当の方から返信が来ました。有り難いことに、長文にも関わらず私のメールの内容を最後まで確認して頂けたようです。私の思いや気持ちは理解してもらえましたが、一度判断が下ってしまうと再審査や撤回ができず、30日後の再審査を待つしか方法がないそうです。つまり、サポートチームに相談しても事態打開にはつながらないし、担当者にはその権限もなく、手の打ちようがないという事です。

このメールで私は収益化復活には30日後の再審査に備えて対策を立てるしかない事、これ以上サポートチームに問い合わせても事態解決はできず、先方に迷惑をかけてしまうだけだと悟り、担当の方に誠実に対応して頂いたお礼とお手数をかけた事への謝罪をしてこの件を終わらせることにしました。

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・皆様へのお願い

さて、今回の収益化無効で多くの励ましの声を頂き、大変感謝しております。中にはYouTubeのフィードバックに問い合わせをして頂いた方もおり、感謝に堪えません。もちろん、中には残念だというコメントを頂きましたし、口には出さずとも収益化に対し快く思っていない方もいるかも知れませんが、概ね好意的に受け取って頂けたことは本当にありがたく思っております。

一方で一連の収益化無効の件に対し、YouTubeに不信感を持たれた方がフィードバックやSNSなどで批判の域を超えた暴言を発せられている方もごく一部に見受けられます。私も最初は色々と言いたい気持ちに駆られましたが、暴言を言っても何も変わりませんし、むしろ相手や第三者の心証を更に悪くするだけなので、自制しました。ですのでどうか冷静な対応をお願いしたいのです。

また、収益化無効の判断は恐らくAIが行っているのでしょうが、一連のサポートチームの方とのやり取りでYouTubeはAIではなく人が動かしている事、そしてサポートチームを始めとしたユーザーやクリエイターと直接向き合う部署の方々は恐らく今回の一件で非難の矢面に立たされて日々クレーム処理に追われているのではないかと思いました。私みたいなクレームは他にも大量に来ているだろうに、きちんと受け止めてくれた担当の方には本当に頭が下がります。そして軽率な事をしてしまったと反省しました。

 

今回収益化無効になったクリエイターの方は他にもいると思います。中にはサポートチームへの連絡をする術もなく、途方に暮れている方や、YouTubeに意見を伝えられず憤りを感じてどこかに当たりたくなる方もいるかも知れません。ですがどうか自暴自棄にならず、日々クリエイターやユーザーに向き合っている現場の方々への非難や暴言は慎んで頂ければと思います。

今回の件は現場レベルではどうしようもない案件のようですし、過度な問い合わせはサポートチームにとって大きな負担になり兼ねません。今回私がやり取りを公開したのも、他の方が同じような問い合わせをして双方徒労に終わるような事になるのを少しでも防ぎたいと思い、同じように収益化無効になっているクリエイターの方に少しでも情報提供できればと思ったからです。重ねてのお願いですが、色々思う所はあってもどうか現場の人々を非難せず、慎重に行動して下さい。サポートチームの方に当たり散らしても何の解決にもなりませんし、彼らにはどうしようもできないのですから・・・

 

最後になりましたが、今回対応した頂いたYouTubeクリエイターサポートチームの担当の方には重ねてお礼申し上げます。私の気持ちに寄り添った対応をして頂き、本当にありがとうございました。