〜Aviation sometimes Railway 〜 航空・時々鉄道

航空や鉄道を中心とした乗り物系の話題や、「迷航空会社列伝」「東海道交通戦争」などの動画の補足説明などを中心に書いていきます。

2018年に投稿した動画(迷航空会社列伝・東海道交通戦争)を振り返る(9~12月)・2018年のまとめと懺悔

2018年に投稿した動画の振り返り、最後は9月から12月に投稿した動画と全体のまとめです。

 

9月17日 迷航空会社列伝 ANA機材貧乏くじ伝説(原稿文字数11602文字)


迷航空会社列伝「こんなはずでは・・・ANA機材選定貧乏くじ伝説」前編


迷航空会社列伝「どうしてここまで・・・ANA機材貧乏くじ伝説」後編

 

2000年代以降のANAの機材選定に関するゴタゴタと貧乏くじを書いた動画です。この動画が伸びてくれたおかげでチャンネル登録者数1万人を突破した、私にとっても思い入れの大きい作品になりました。

近年の新型機は複合素材など新しい素材を多用したり、使用経験の浅い新技術を多く使うことなどで開発が複雑化しています。これが787やMRJ、この動画には関係ないですがエアバスA380が開発遅延となった理由の一つであり、高度化している分、航空機開発は失敗のできない大きなプロジェクトになっています。エアバスA350はあえて新技術の採用や複合素材の量を減らして開発リスクを抑えたくらいです。航空機メーカーの寡占化、巨大化が進んでいるのも開発費高騰で負担できるメーカーが限られてしまうのも原因の一つ。ANAの一連のトラブルは現代の航空機開発の難しさを表しているのかも知れません。

 

10月21日 迷航空会社列伝Lite エアポートウオーク名古屋(原稿文字数3583文字)


迷航空会社列伝Lite「究極のリユース&リサイクル」エアポートウオーク名古屋

 

この動画は以前ニコニコ動画で投稿したもののリメイクですが、名古屋空港の移転をせざるを得なかった事情や、エアポートウオーク名古屋開店の経緯、あいち航空ミュージアムの開館なども掘り下げています。

運営会社のユニーはドン・キホーテが40%の株を保有し、一部の店舗ドン・キホーテとのダブルネーム店舗に改装されることになりますが、今のところ改装対象となるのは食品スーパーのピアゴやアピタのうち中小型店のようなので、エアポートウオーク名古屋に関しては当面このまま推移するのではないかと思います。

 

11月16日 迷航空会社列伝 東急の空への夢(今のところ原稿文字数25090文字)


迷航空会社列伝「東急の空への夢」 第1話 第三の航空会社・日本国内航空


迷航空会社列伝「東急の空への夢」 第2話・東亜国内航空


迷航空会社列伝「東急の空への夢」 第3話・ケチケチ作戦

 

迷列車シリーズ九周年祭に合わせて始めたシリーズ。東亜国内航空→日本エアシステムの歴史を筆頭株主だった東急の視点から紹介します。大手三社の一角に君臨したJASですが、JALやANAに比べると資料も少なく、TDA設立の経緯やどうやって会社規模を拡大したかなどの経緯も良く分からず、正直動画化は難しいと思っていました。しかし、たまたま古本屋で見つけた東急の社史に富士航空から始まる東急の航空事業の関わりや、東亜国内航空設立までの歴史が分かった事で「これ他の資料があれば動画作れるんじゃね?」と思い、片っ端からネットで資料を探し、田中勇氏の半生を描いたノンフィクション小説や70年代の日本の航空業界の現状を書いた本などを見つけて取り寄せた事で、何とかストーリーを作れるメドが立ったため、今回の動画化に至りました。

現在原稿は第4話まで完成していますが、東海道交通戦争の完結を優先したいと思いますので、続きはしばらくお待ちいただけると幸いです。このシリーズはネットでも情報がないエピソードがまだまだ出て来ますので、最終的に何話まで行くか、全く分かりません。とは言えあまり引っ張り過ぎると他の会社も取り上げられなくなるので、その辺も考えつつ、なるべく早く完結させたいなと思います。

 

2018年のまとめと懺悔

今年はYouTubeのメインチャンネルが1万人を突破した事が一番良かったかなと思います。正直、前半は思うように登録者が伸びず、年内の1万人達成もあきらめていたので9月以降の急激な再生数&チャンネル登録者増加は自分でもかなりビビりました。改めてチャンネル登録して頂いた皆様、動画をご覧頂いた皆様に深く御礼申し上げます。

 

で、今年の初めにこんな記事を書いたのを覚えていますでしょうか。今年の抱負と目標を書いたものですが、書いた以上は達成したかどうかも書かないといけないですね。というか先に結論を言ってしまうと全然達成できなかったので、ここからは懺悔と言い訳となります・・・

www.meihokuriku-alps.com

 

抱負1.東海道交通戦争本編を完結させる

もう前の記事で結果は書いているのですが、完結できませんでした。

来年こそは意地でも完結させます・・・

 

抱負2.YouTubeチャンネル登録者数、メイン1万5千人、サブ3千人

これについてもメインチャンネル1万人達成は行けたものの、目標としていた登録者数には達することができませんでした。まだ年は明けていませんが、今日の午後6時30分現在のチャンネル登録者数は、

 

メインチャンネル 12,892人

サブチャンネル  2,788人

 

と言う結果になりました。個人的にはもっと悪い結果を想像していましたのでこの数字には十分満足しているんですが、未達成は未達成ですよね。

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まあ、目標自体が結構高めの設定だったので、来年はもっと地に足を付けた目標を立てようというのが一番の反省点ですね。

ちなみにニコニコのフォロワー数は6,263名。昨年末が4600人以上だったので、約1600人ほど伸びています。何はともあれ、今年チャンネル登録&ニコニコのフォローをして頂いた皆様、本当にありがとうございました。

 

抱負3.空港をテーマにした新たな解説動画シリーズの立ち上げ

 

すいません、これは完全に企画倒れでした(土下座)

 

結局、「迷空港列伝」的な動画にしようかと思ったんですが、実際に取材に行けなかったのと、構成やコンセプトがまとまらなかったのでそのまま企画が自然消滅していった、という結果に終わりました。結局今年は新シリーズの立ち上げも全くできなかったので、今年一番の反省点です。来年、東海道交通戦争を完結させた後はサブチャンネルの方向性も考えないといけないので、これについては年が明けてから、新年の抱負でまたお話ししたいと思います。

 

以上、2018年の動画の振り返りと年明けに立てた抱負の結果に対する懺悔でした。今年は動画制作の面では国内航空会社が中心になり、単なる航空会社の紹介にとどまらない、登録企業や機材運用の面からも話を広げられたという点ではよかったと思いますが、新シリーズ立ち上げができなかったり、東海道交通戦争を完結させられなかったという点では反省しないといけないなと思います。

とは言え2018年も多くの皆様に見て頂き、チャンネルが成長したのは紛れもない事実。見て頂いた皆様には感謝してもしきれません。慢心することなく、来年も皆様にいい動画を提供できるよう精進していきますので、どうぞ来年もよろしくお願いします。皆様、どうぞ良いお年を。